Bila sam u Srbiji.

この状況の中、10日間ほどセルビアに行っていました。到着した3月3日はまだセルビアにコロナ感染者は一人もいなかったのに、2日後の5日に私が通っていた国境の街で初感染者が出て、その後は日に日に感染者が増えて、それでもまだここまで急激に事態が悪化するとは思っていませんでした。10日に入国禁止措置が始まり（日本は対象外でセーフ）、陸路の国境封鎖地点も増え、このままいくと感染地域からの入国者には行動制限がかかるかも、とドキドキしながら過ごしていましたが、13日までに予定していた日程を全て消化できて、14日朝にベオグラード発の飛行機で帰国しました。帰国前々日に当初乗る予定だったベオグラードからウィーンの便が当然のようにキャンセルになったりと、なかなかスリリングな展開でしたが。日本時間の15日朝に羽田に着いて、滞在歴のチェックもないガバガバな入国審査に、はぁ日本は平和だなぁと思ってしまいました…。

私はもうギリギリのタイミングで何の不自由もなく過ごして帰国できましたが、私が羽田に着いて24時間経たないうちにセルビアでは非常事態宣言が発令され、外国人の入国は全て禁止されて、スーパーは品薄になり、帰国しようにも飛行機のルートも限られてきてしまっています。今夜にも外出禁止令が出るかもとのことですし、まだセルビアに残っている仲間のことを思うと心配でなりません。